ソフトなパイル地ウェアで楽しむハーブティー

くつろぎの時間を科学する

ソフトなパイル地ウェアで楽しむハーブティー

2017/02/02

良い睡眠がとれない理由は、冷えやストレス、肉体疲労など、日々の体調によって人それぞれです。
そこで注目したいのが、体と心のケアをしてくれるハーブティー。
不調をやわらげるだけでなく、ほっと心身が温まる一杯を新しい夜の習慣にしてはどうでしょう。

自然の恵みであるハーブティーは、その多くがノンカフェインなので夜飲むドリンクにとても適しています。植物の有効成分を健康に役立てる植物療法のなかでも、誰もが暮らしに取り入れやすいのがハーブティー。体と心を癒したいリラクセーションタイムには特におすすめです。
紅茶を入れるときとほとんど同じ要領で手軽に入れられるうえ、1杯で2度おいしいのがハーブティーの魅力。立ち上る香りを嗅ぐことで鼻から微量の揮発成分(精油成分)が吸収され、香りの分子が神経経路を通って脳に到達するアロマセラピー効果が得られます。また、お茶にはタンニン、フラボノイド、ビタミン、ミネラルなどの水溶性成分が溶け出しているため、これらが消化管から吸収されます。つまり、ハーブティーを飲むことによって、体と心の両方に働きかけることになるわけです。
たとえば、眠りの質を高めたいという具体的な目的や、眠りが浅いなどの悩みがある場合、まずは、自分の体と心の状態をきちんと見極めることが大切。眠れないときは体を温めたり、カフェインの摂り過ぎや不規則な生活を避けるなどの改善を図ったうえで、その悩みや不調の原因に合わせてハーブを選ぶことが重要です。
安眠のためには、気分を落ち着かせて精神的なストレスを緩和するカモミールやラベンダー、レモンバーベナなどが有用といわれています。最初はストレートで試してみて、飲みにくいものにはハチミツや三温糖、レモンなどを加えたり、相性のいいハーブ同士をブレンドしてもいいでしょう。また、体内で睡眠物質のメラトニンをつくる元となるトリプトファンを含む牛乳をハーブティーに加えて飲むことで、相乗効果も期待できます。さらに、飲むタイミングも大切です。穏やかな眠りにつくためには、就寝の1時間前に温かいハーブティーを飲むことが理想的です。ゆっくりと体の内側から温められて、スムーズに眠るための準備が整えられます。
ハーブに含まれているさまざまな成分を考慮して、正しい知識を持つことも忘れてはいけません。ハーブによっては妊娠中には使用を控えるべきものや幼児の使用は避けたほうがいいもの、過剰に摂りすぎないほうが良いものなど、制限があるものもあります。使いたいハーブを決めたら、そのハーブの注意点をきちんとチェックしておきましょう。

安眠を助けてくれるハーブたち

カモミール

カモミールに使われるのはそのほとんどがジャーマンカモミールです。りんごのような甘くフルーティーな香りが特徴。気分を落ち着かせてくれ、安眠をサポートするといわれています。

ラベンダー

心を鎮め、緊張をほぐしてくれるラベンダー。不安やゆううつ、イライラなどの精神的なストレスをやわらげてくれ、次第にリラックスして心地良い眠りをサポートします。

ジンジャー

スパイシーな香りのジンジャーは、胃腸の消化を促進し、体を温めてくれます。食べ過ぎて胃がもたれてしまったり、手足の冷えが気になる夜に飲むと眠りの質を高めてくれます。

ローズ

疲れているときや、気分が落ち込んでいるときにおすすめ。過敏になっている神経を鎮めて明るく前向きな気持ちへと導いてくれます。甘く上品な香りで癖のない味わいです。

レモンバーベナ

アンデス地方原産のレモンバーベナ。爽やかなレモンの香りが神経のたかぶりを鎮めて元気を与えてくれます。食後に飲むと消化を促して胃腸の働きを助けます。

リンデン

ヨーロッパでは「千の用途を持つ木」といわれていて、フラワーとウッドそれぞれの働きかけが異なります。イライラして落ち着かない夜にはフラワーがおすすめです。

おすすめハーブティー・レシピ

眠りの質を高めてくれる

冷えによりなかなか寝つけないときは、体を温めて心地良い眠りにつくためのハーブティーを。カモミールのりんごのような香りにハチミツと牛乳が加わって、ほっとする味。
・カモミール
・牛乳
・ハチミツ

疲労感が強いときに

肉体的な疲労は翌朝に持ち越さないために、眠っている間に疲れを回復させたいときに試してみたいブレンドです。すっきりと爽やかな香りで飲みやすい口当たり。
・ジンジャー
・カモミール

心を落ち着けて寝つきをサポート

強いストレスによってなかなか眠れないときは、心を落ち着けて穏やかに眠れるように、フローラルの香りのハーブティーをブレンドしてみてもいいでしょう。
・カモミール
・リンデン
・レモンバーベナ

※ハーブの量はお好みで調整してみてください。

※掲載内容は『TOUCHが考えるちょっと知的なバスタイム』発行当時(2011年)のまま掲載しております。



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